4月の旬魚 ひらめ
白身魚のなかではマダイに並ぶ高級魚の代表選手として取り扱われ、臭みがなく、淡白な肉質は日本人好みです。 背ビレと臀ビレを波打たせながら泳ぐ魚なので、ヒレの付け根の筋肉「縁側」はよく鍛えられていて、脂ののり、歯ごたえともに天下一品です。 刺身は味、歯ごたえともに一級品で、昆布締めにすると更に旨みが増します。
高級な白身魚の代表格
縁側の歯ごたえは、ぜひ刺身で味わって
カレイの仲間ですが、カレイに比べて体が大きく、体長1mに及ぶものもあります。例外もありますが、「左ヒラメに右カレイ」と言われるように、目を上に向けて置いたとき、左を向くのがヒラメです。また、他の魚やイカ、甲殻類を捕食するため、カレイに比べて口が大きくて歯が鋭いのも特徴です。
白身魚のなかではマダイに並ぶ高級魚の代表選手として取り扱われ、臭みがなく、淡白な肉質は日本人好みです。背ビレと臀ビレを波打たせながら泳ぐ魚なので、ヒレの付け根の筋肉「縁側」はよく鍛えられていて、脂ののり、歯ごたえともに天下一品です。
刺身は味、歯ごたえともに一級品で、昆布締めにすると更に旨みが増します。煮付けや蒸し物でも上品な味になります。8月頃から美味しくなり、旬の冬には「寒ヒラメ」と呼ばれて最高の味です。
舌平目の焦がしバターソース
本格的なフレンチの魚料理も簡単にご自宅で再現できます。おなじみのムニエルも舌平目を使えば見た目も豪華!今回はブールノワゼットソースという、焦がしバターのソースで仕上げました。
ひらめの薄造り
ヒラメのギュッとした歯ごたえと旨味を堪能するならやっぱり薄造りでしょう!縁側も手に入ったら最高!せっかくの美味だから、盛りつけは美しく!
ヒラメは薄くそぎ切りし、お皿に並べます。
そぎ切りは包丁を斜めに寝かせて、もう片方の手の間で身を押さえながら薄く切ります。目標は3ミリ。
アサツキはみじん切りして、もみじおろしとお皿に添えます。
ポン酢で召し上がれ。
ヒラメのムニエル
おうちでもちょっと気取って味わいたい、ヒラメのムニエル。切り身もおいしく食べられますが、小型のヒラメがあれば丸ごと焼いてみましょう。エンガワもおいしく食べられます。
ヒラメに塩・コショウを振り、小麦粉をまぶします。
フライパンに油を敷き、1を腹側から焼きます。
焼き色が付いたら、中火にしてバターとシメジを加え、裏返します。
背側にも焼色がついたら、火を止めてレモン汁を加えます。
盛りつけて、パセリのみじん切りを散らし、レモンを添えて、できあがり!